素材へのこだわり

胞衣栗

「恵那の栗きんとんは、やっぱり恵那の栗で」
 そんな想いから、恵那の大地で育った栗という素材探求が始まり、品種「胞衣」の開発と育成、そして収穫に至りました。
 栗きんとんをお求めになる折りに、お店の名前で選ぶ事はあっても、栗の産地で選ばれる場合は少ないのではないでしょうか。
 ご存じでしょうか、栗は品種や産地で、味も、香りも、食べ心地も全く違います。栗の旬を待ち望んでいる方にお届けする栗のお菓子ですから、なおさらのこと、恵那の土の香りのする「胞衣栗」100%を素材に使ったお菓子を指定していただきたいものです。
 品種「胞衣」は、一枝にたくさんの果実をつけるのが特性。収穫時期、糖度、水分量などは、まさに栗きんとんのために開発された栗のブランドといっても過言ではありません。現在では、中津川、坂下、恵那、の契約農家で「胞衣栗」が大切に育てられています。
 中津川市の新田農園で栗の栽培と育種をされ、品種「胞衣」の育ての親でもある新田耕三さんは、先代からこの農園を引き継ぎ、ご夫婦だけで広い栗畑を管理されています。畑には胞衣を含めて25種類の品種の栗の木が並びます。新田さんの農園だけで胞衣は約600本、今年は5〜6tの収穫を見込んでいます。「たくさん実を付けても木がくたびれず、受精が強い、胞衣のような品種を昔から求めていました。今後はこの木を改良して9月の中旬に収穫できる品種を開発していきます。栗の木は日照が大切なので、数を犠牲にしてでも良い栗を収穫します」と意欲的に話してくださいました。
栗は栽培者に似ると言うそうです。新田さんの穏和で誠実な人柄を映した、素朴であたたかな風味の胞衣が今年もすくすく育っています。

胞衣栗

1つの枝にたくさん結実するのが
「胞衣栗」の特徴

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