素材へのこだわり

超特選 恵那栗 栗のお話

 梅雨明け間近の台風雨と梅雨明けの好天気で、恵那の栗畑では、今年もたわわに恵那栗が実りました。里の菓工房の契約農家のみなさんも、手塩にかけて育てた栗たちが出荷されていく姿をほっとして見送っていらっしゃることと思います。農家の方々には、収穫後も年間を通して剪定や施肥、下草の手入れ作業にあたられ、健康で美味しい栗を少しでもたくさん収穫できるように、工夫や努力をしていただいています。
 中津川市千旦林の新田さんの農園では、下草処理の手間を軽減するためにある牧草を栽培されています。この草は繁殖力がある上に、一定の期間で枯れてしまう性質があるので夏季に何度も草刈りをする手間が省けます。安易に除草剤を使うことなく、安全な果実を栽培するためにとてもすばらしいアイディアです。
 また、少しでも虫に強く、収穫が安定した品種を作るために日夜研究をしていただいています。前述の新田さんは、秋一番に収穫でき、栗きんとんにぴったりの品種「胞衣」を、「栗博士」の異名をとる中津川の塚本さんは、長い年月をかけて「金華」という品種を育成されました。「金華」は虫害に強く、収穫も安定して、とても栽培しやすく育成されています。すぐにでもこういった良種の栗をどんどん植えて、お客様に沢山の恵那栗を召し上がっていただきたく、気は逸るのですが、「桃栗三年〜」といいますように、諸条件と戦いながら根気に栗を育てていただく専門家のかたに感謝しつつ、お客様と一緒に気長に栗の成長を見守っていきたいと思います。

収穫時にはすっかり枯れる牧草

塚本さん開発の 「金華」

ページトップへ