素材へのこだわり

東美濃栗振興部会 超特選恵那栗 その3

「恵那栗」は私たちが育てた文化です。
 栗の事をもっと知りたい。
 優れた栽培方法を大切に伝えていきたい。
 栗を愛する仲間をもっと増やしたい。
 そんな思いから自社農園が稼働しました。
全国から注目される「恵那栗」
 東美濃の契約農家で生産される恵那栗は、各方面から注目されるようになり、全国各地の栗栽培に携わる方々から「東美濃栗振興部会」への問い合わせや視察依頼が殺到しています。土作りや自然栽培にこだわり、風土を生かした作物栽培をする真摯な姿勢が、全国に認められた結果です。
栗をもっと極めたい
 私たち里の菓工房のスタッフは、「恵那栗」はもはや単なる特産品ではなく、この地方の文化であることに気づき、この大切な文化をさらに研究し深めて、自分たちも多くを学び次世代に伝承していきたいと考えるようになりました。
 早速土地探しから始まり、農家の皆さんの協力を仰いで、自分たちの手で開墾、植樹が始まっています。県内で既に4ヘクタールの畑を確保しました。
栗で栗を育てる
 栗の手入れや収穫に手いっぱいの栗農家に代わって、栽培方法などの開発・研究・実験圃場を兼ねているのが自社農園です。具体的には栗の皮や枝を利用した堆肥作りや、農薬を使わない除草方法、恵那の風土に合った強い栗の品種作り、さらに農業経営の仕組み作りまでも取り組みます。
 現在実践しているのは、鬼皮や枝を利用した自然堆肥作りです。栗加工の度に量産される栗の堅い表皮や、剪定で落とした枝を細かく砕いてチップにしたものに栄養を与え強制発酵させます。すると通常は3〜5年かかってでき上がる堆肥が、たった1年でできる事が解りました。また、その発酵過程のチップを地面に蒔く事により下草の生育を押さえ、除草の手間が省けるのではないかと新たな実験も進んでいます。
 目指すのは農家の皆さんが大切に育ててくださった栗を余す事なく利用できる循環型の農業です。また、加工でゴミを出さない事から環境にもとても優しい取り組みです。
栗の一大産地としての誇り
 私たちは栗のプロ集団として誇りを持って栗作りに一から取り組んでいます。今後は、この素晴らしい栽培方法や栗に対する熱意を一大文化として後世に伝承し、これからの栗の担い手を育てていきます。さらに志を同じくする全国の栗農家を回って指導を実践し、仲間を増やすことで産地の拡大を図ります。
 東美濃が日本一の栗の産地と認められる日はもうすぐそこと確信し、スタッフ一同栗のスペシャリストとなるべく日々鍛練を重ねています。

自社農園ですくすく育つ栗の木

スタッフ自ら参加して開墾、
土づくりからはじめる。

専門家の指導をいただきながら、
アイデアを形にしていく。

自分たちで一からつくった栗は
収穫の喜びもひとしお。

下草の処理もおいしい栗づくりのための重要な課題。

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