素材へのこだわり

ぎふ細寒天

手間のかかった天然の寒天は
のどごしが違います。
 ひんやり、つるりとしたのど越しで、夏のお菓子には欠かせない寒天。お菓子屋さんでは一般的に、工業用の粉寒天を使う場合が多いのですが、手作りの物はひと味もふた味も違います。手作りの寒天のすばらしさを確かめに、「ぎふ細寒天」の産地、山岡町の佐々木さんの工場に伺いました。
 山岡町は、日当たりがよく、乾燥し、冬期にぐっと冷え込む気候が特徴。寒天づくりにぴったりの条件とういことで、70年ほど前、冬期の副業として始めたのがきっかけでした。現在は大きな冷凍庫を使って、夏でも冬と同じ条件で製造しています。
 現在9割を占める工業用の粉寒天は、原材料を輸入するところも多く、食感も堅く、天然の細寒天とは全く違います。細寒天は、素材にテングサを使い、乾燥まですべて手作業で行われ、つるん、とろんとした食感が魅力です。
「現在は主にお菓子店など業務用に使われるのが主流ですが、これからは家庭などでもっと身近に寒天の良さを感じて欲しいです」とご主人の佐々木さん。
奥さん、息子さんとチームワークで、息のあった作業をしていらっしゃいます。里の菓工房でも寒天の性質をもっと勉強し、細寒天の良さを最大限に引き出せるようにがんばります。

佐々木利幸さん、基安さん

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